心 の 隙 間 か ら 出 て お い で
8月の雲とクジラ先生
2008-08-03 Sun 10:40
「問題は、息継ぎの瞬間だよ」

クジラの先生は言いました。

「水を一緒に飲んでしまわないように。
 まずは雲を見ながらやってごらん」

勇太は言われたとおりにやってみます。
腕を回す瞬間、顔を思い切り傾けて、空に白い雲を探しました。
けれども、澄み切った空の中に雲は一つも見当たらず、しまったと思った時には勇太はまた水を飲んでしまいました。先生の言っているイメージと自分の頭の中のそれと、体の動きがなかなかうまく一致してくれないのでした。

「先生、雲は見つけられませんでした」

「雲じゃなくても、月だっていいんだよ」

クジラの先生は優しくそう言って、それから休憩しようと言いました。
先生の背中に乗って海の中へ、深い深い海の中まで入っていくと、小さな魚たちが珍しい生き物を見るような目で近づいてきたり、勇太の神の毛に触れて去っていったりしました。先生の背中はとても大きく、優しくて、どれほど知らない生き物たちが近づいてきても、またどれほど遠く深くへ潜っていこうとも一つも怖いということはなくて、むしろどこまでもどこまでも旅を続けたい気持ちになっていくようでした。

クジラの先生は、突然歌いはじめました。少し、しゃがれた声でした。
そして、その声に引き寄せられるように、他の水の生命たちがキラキラと集まってきて、あっという間に夏のお祭りのようになりました。大きいものも小さいものも尖ったものも毒を持ったものも、この時ばかりはまるでみんなが兄弟というように争う様子もなく、一帯が穏やかな秩序のようなものに包まれていました。
それらはクジラを中心に大きな輪のように広がっていて、みながクジラの歌のファンでした。
そして、勇太はというと、やはり誰よりもファンになっていたのです。
クジラの先生は、透明な夏の理解者に包まれながら気持ち良さそうに歌っています。どこか、ジャニスに似た声音でした。
勇太は、どこかで聴いたことのある歌だと思い出し、どうやらこれは「サマータイム」に違いないと思いながらも、結局誰にもそれを確かめることはしませんでした。

長い長い歌が終わると、平和の光の輪の中に留まっていたファンたちはみな、さよならも言わず、それぞれの日常の中へ戻って行きました。
クジラの先生が上昇を始め、やがて勇太にはまた厳しい訓練が待っていたのです。

「コツは、息継ぎのタイミングだよ」

クジラの先生は言いました。

「水を一緒に飲んでしまわないように。
 まずは雲をみるようにしてやってごらん」

勇太は言われたとおりにやってみます。
けれども、なかなかうまくはいきませんでした。イメージがなかなか合わないためです。それにそんなに簡単にできることだったら、何度も何度も練習したり失敗したりすることを繰り返す理由なんてなかったのですから。

「雲がなかったら、何だっていいんだよ」

勇太は、何度も何度も繰り返し試みました。はやく先生のように泳げるようになりたかったのです。
何度目の挑戦だったでしょう?
いつもと同じように腕を回し、頭を傾けて、そして次の瞬間、勇太は空に白い雲を見ました。
雲は、自然に勇太の口の中に吸い込まれるように入っていきました。
何度やっても、何度やっても、勇太は繰り返し雲を見て、繰り返し雲を吸い込み、海の中で吐き出しました。
そうして、勇太は自分で呼吸するということを覚えたのです。
ようやく、先生の言った意味が……。

「ありがとう、先生。 僕、わかりました」

クジラの先生は、もういませんでした。




     *


熱帯の汗に包まれながら、勇太は目覚めました。
けれども、大事なことはしっかり覚えていましたし、とてつもない自信を帯びていました。
まるで新しい自分に生まれ変わったような爽やかさと、勢いとが抑えきれないほどありました。

「勇ちゃん、上着ていかないと!」

母親に手渡された上を着て歩き出すと、それでもまだ寒いくらいであることに気がついて、勇太ははっと我に返りました。
今は、なぜか冬なのかもしれない……
そう思いながら、空を見上げると、白い雲が気が遠くなるほど遠くにあり、それはだんだん雪だるまのように見えてくるのでした。
せっかく、覚えたところだったというのに、夏の海はまだまだずっと先に行かなければ見ることはできず、その道程の長さは今ここに芽生えた鮮やかな期待なんて少しの容赦もなく不安の色で塗りつぶしてしまうのかもしれません。

道の向こうからは、不安の欠片もないクリスマスソングが流れてきました。
けれども、それより遥かに遠いところから、勇太は懐かしくしゃがれた歌声を聴きました。
8月の海から流れてくる、クジラの歌声。
それはきっと、「サマータイム」なのでした。






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あゆみ
2008-07-30 Wed 19:01
世の中は不思議だ。
お婆さんの熱心な呼びかけにも、愛らしい微笑みにも人々は足を止めない。
「長生き弁当はいかが?」
長生きするために、世界中から選び抜かれたおかずで弁当箱はぎっしりと埋められていて、それでいて値段はたったの550円とあっては買わなければ損と考えるのが普通だった。
少なくとも、お婆さんの周辺においてはそうだった。

「そんなにメガマックがいいのかねえ?」
長期高齢者会長の野村さんが言う。
「食べてから判断してほしいねえ……」
副会長の村上さんが、梅干しのように顔をしかめる。
お婆さんは、まったくそうですね、と相槌を打つのに忙しい。

「おいしい長生き弁当はいかが?」



どうにかこうにか
今まで生きて
これたのは

誰かと歩いた
道があったから

なんとかこうして
今まで生きて
これたのは

誰かが置いた
手紙があったから

時々振り返る
思い出という
鏡の中で

私をみつけなおし
私は歩き出す

どうにかこうにか
今まで生きて
これたけど

明日の道には
迷いがいっぱい

なんとかこうして
今まで生きて
きたけれど

明日の世界は
狂気がいっぱい

時々押し寄せる
不安という
時計の中で

私を磨きなおし
私は歩き出す

今度も
きっと
私は歩き出す




夏の短い夜がようやくやってきた頃、お婆さんは長い長いため息をついた。
今日、売れたのはほんの数えるほどの数だった。
「それでは、あとはお願いします」
そう言い残すと、余った弁当を幾つか抱えながら、長生きの会のみんなは去って行った。
それでも、弁当はまだまだ夏の数ほど残っていたし、後に残されたお婆さんは後片付けのすべてをしなければならないのだった。たった一人で背負い込むには、あまりにも重いんだし多いんだしきついんだし面倒なんだし、お婆さんは湧き上がる諸々の感情の中、あと少しのところで自分を見失ってしまいそうになるのを必死で耐えなければならなかった。
その時、どこからともなく猫がお手伝いに近づいてきた。

その横顔は、夏の星座を閉じ込めた水槽のようにゆらゆらと揺れていた。


「残ったものに、何でも押し付ける世の中はあれだねえ……」

猫は、お婆さんの言葉に首を少しだけ傾けてみたものの、やはりあれこれ考えるよりも、今は食べ物のことだった。
お婆さんが開けた長生き弁当の中に、ゆっくりと顔を近づける。
けれども、次の瞬間、素早く一歩遠ざかった。
恐れ、不安、優しさ、眠たさ、気だるさ、明るさ…… ありとあらゆるものたちがひしめき合っている。
そこに入っていたのは、猫の今まで歩いてきた道そのものだったのだから。
そしてそれは、お婆さんとの思い出でもあったのだ。
だから猫は、容易にそれを口にすることも、足を踏み入れることもできないのだった。
その長さに圧倒されながら、ごくりと唾を飲み込んだ。








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はてなの窓
2008-07-22 Tue 20:51
今にも、ひと雨きそうな空模様だった。
はて、窓はちゃんと閉めてきただろうか?
そんな不安が頭の片隅を過ぎるにつれて、お婆さんの歩く速度はカブトムシ並みに落ち、ついには完全に止まってしまった。
これだけ気になるということは、それこそ忘れていることの証拠ではないだろうか……。
早速、お婆さんは引き返す道を選択した。
お婆さんの左肩の上で、猫も少し不安を覚えたのか、ひまわりのように首を傾けた。
家に戻ると、窓は嘘のように閉まっていた。
不安が嘘の不安であったことに安心し、お婆さんは再び旅立った。

今にも、ひと雨きそうな空模様だった。
灰色の雲が、東の方から大挙して押し寄せてくる。
はて、玄関の鍵はちゃんとかけてきただろうか?
もしかして、さっきは窓が閉まっていたことに安心しすぎて、うっかりかけ忘れなかっただろうか。
そんな不安が、お婆さんの心の窓をガタガタと震わせたり、トントンと叩いたりするのをじっとこらえていたけれど、とうとう耐え切れなくなってしまった。
猫がガラスの割れる音を聞きびくりとした時、お婆さんは引き返すという道を選択した。
やけに行ったり来たりする一日だ、と猫は思った。
家に戻ると、玄関は嘘のように閉まっていた。
不安が嘘の不安であったことに安心し、お婆さんは再び旅立った。

今にも、ひと雨きそうな空模様だった。
世界中のあらゆる不安がひそひそと相談しながら寄せ集まり、ありとあらゆる方向から、猫とお婆さんの頭の上を目指していた。
逃れようとして歩調を速めたとしても、それはまったく無駄だった。
空は、人よりも遥かに高く遠く大きく、永遠の時を引き連れていたから。
もくもくと増え続ける灰色の、あるいはそれよりもっと濃い色の雲を見つめていると、それはなぜか無数の?に見えてきて、そのためお婆さんはまた新しい不安を作り出さなければならないのだった。

   はてはてな、はてはてはてな、はてはてな、はてなはてなの、はてはてはてな

はて、扇風機はちゃんと止めてきただろうか?
先ほど家の玄関まで戻った時、その音は聞こえなかったけれど、そのドアの向こう側では忘れ去られた扇風機が右に左に首を振っていたのかもしれない。
誰もいなくなった部屋の中で、誰にも喜ばれずに風を起こし続ける扇風機。
もしも、それが本当なら、その責任は誰にある?

   はてはてな、はてはてはてな、はてはてな、はてなはてなの、はてはてはてな

北から吹きつける風に、猫は不安を募らせた。
今度も、お婆さんは、引き返すという道を選択する。
それは、風の答えだった。



物語は
灰色の雲と
流れてくる

どこへ向かうか
どこへ戻るか
誰も知らない

そらみてごらん
気がつけば
どんどん妖しくて

物語は
灰色の雲の
中にある

誰と出会い
誰と離れるか
誰も知らない

そらみてごらん
近づけば
だんだんかなしくて

物語の終わりは
いつも
灰色の雲だけが
知っている

そらみてごらん
手を伸ばせば

ほら きっと 届かない




玄関のドアを開け、家の中に入るとやはり扇風機が回っていた。
そればかりか、頭にタオルを巻いた見知らぬ男が忙しそうに動き回っていた。
猫は、咄嗟にお婆さんを盾にして隠れた。
お婆さんが、問いただしてみたところ、男は、引越しの手伝いだと言った。

「ごくろうさまです!」

それならば、扇風機が回っていてもやむを得ないというもの。
お婆さんは、お手伝いの邪魔をしないよう、猫を抱きかかえると家を後にした。
しばらく歩くと、ぽつりぽつりと雨が歌い始めた。

   はてはてな、はてはてはてな、はてはてな、はてなはてなの、はてはてはてな

しまった!
突然、雷に打たれたように気がついた。
引越しの予定など、これっぽっちもなかったということに!
だとすると、あのタオルの男の正体はいったい何者だ?
得体の知れない不安に包まれて、お婆さんは固まった。

その横顔は、?仕掛けの人形のように当惑に満ち満ちていた。

花模様の傘に、雨粒が当たる音を猫は聞いていた。
お婆さんは、まだ引き返そうとはしなかった。
ついに、不安という魔物にそっと寄り添って歩くことに決めたのかもしれない。
猫は、強まっていく雨に負けず、
ひとつ大きなあくびをした。






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鍵穴の猫
2008-07-14 Mon 12:08
ポケットの中にもそれはなかった。
家の前で、巾着袋をひっくり返してみる。
けれども、出てきたのはキャンディーに、クッキーに、ビスケットに、チョコレート……
どれもこれも虫歯団の結成に一役買いそうなものばかりだったけど、お婆さんの探し物はついに出てこないのだった。
そんなこともあろうかと思って、鉢植えの下にお婆さんはこっそりともう一つのそれを隠しているのだし、その隠し場所を知っている者といえば、広い世界の中にあっても猫を除けばお婆さん一人だけなのであった。
よっこらしょっ、とお婆さんは鉢を抱え上げるとニョロニョロとミミズが現れた。
初めて空に浮かんだペンギンのように、小刻みに戸惑いながら……。

早速、猫は激しくステップを踏みながら闘いの意志を伝えるのだけれど、その波動は猫の爪の先で留まったまま地面から一センチさえも流れていかないのだった。
やがて、猫は小さな生き物を見下ろしながら、それが自分の敵ではないと悟ったように落ち着きを取り戻した。
そして、それよりもっと深い絶望を伴った落ち着きが、お婆さんの顔に浮かぶ。
入れなくなった家の前で、お婆さんは月を見上げた。
月はとても、丸かった。



やがて僕らは
合鍵を作る
技術を手に入れた

作ろうと決めたら
たった5分で
出来てしまうだろう

もうこれで
心配いらない

どこかで落としても
どこかで失っても

僕らはついに
合鍵を作る
技術を手に入れた

どんな複雑な形も
少しも狂いなく
合わせてしまうだろう

もうこれで
不安はないよ

どこかで離れても
どこかで引き裂かれても

もうこれで
大丈夫

僕らはだけど
合鍵を作らない

なぜか
どうしても
合鍵を作れない

僕らの
かえるところも
抱えられるものも
ひとつしかないのだから

いつもどこかで失うことに怯えながら

いつも
見ていることを
想っていることを
触れていることを

そして
恐れを
共有しながら

ようやくたどり着いた
到達点に
僕らは鍵をかける

ぎゅっと 強く

永遠に

代わりのない

キミと




その時、猫は立ち上がった。
鍵穴の奥を、のどの奥を熱心に探るお医者さんのように覗き込んだ。
そして小さな頭をくっつけると、ぐいぐいと押し付けながら無謀な前進を試みた。
けれども、徐々に猫の額が頭が首が吸い込まれ、ついには胴体までが見えなくなってしまった。
異次元の鍵穴の中で、猫は秘密の暗号を解きながらもがいていて、かろうじて外の世界に残っている尻尾が、あらゆる方向に揺れ動いている。
やがて、それは切ない形に落ち着いた。

        S     O     S

お婆さんは、猫の尻尾を握り締めると精一杯こちらの世界に引っ張った。
帰って来い、帰って来い、と言いながら月に照らされた綱引き大会が続く。
やがて、カチリと何かが回転する音と共に、猫が戻ってきた。

その横顔は、とけたバターで出来た猫のように不完全な猫だった。

猫とお婆さんは、色々あったけれどようやく家の中に入ることができた。
やっぱり、家が一番だ。
そして、一緒にお風呂に入った。











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真っ白い朝
2008-07-06 Sun 14:12
100円玉を拾って歩く男、タクシーを拾えない女。
その合間を縫って、猫は駆けた。
少年が道端に並んでいる自転車を、なぎ倒しながら歩いていく。
猫は、一段と速く、夜を駆けた。
銀色の鉄屑に向けられた腕力が、自分の方に行き先を変えない間に……。
急ぐんだ!
ホームまで。


   *

夢の中で、猫は空飛ぶ円盤を見た。
狭い狭い空の上で、きらきらと飛び交う円盤たち。
危険だ、危険だ、危険な夜景だ。
不思議だ、不思議だ、不思議な光景だ。
それらは、世界中を悪い夢のような恐怖と深い絶望で包み込むためにやってきた?
それとも、宇宙ワールドカップのとてつもなく新しい幕開けを告げる花火のような何か?
一刻も早く、猫は安全な大地を蹴って進みたかったし、どこまでも逃げて逃げて、せめて自分だけは生き延びたかったのだけれど、夢の中ではひとつとして身動きなんかできないのだった。
ひゅーひゅーと、こんなにもたくさんでやってきて、恐ろしいスピードで飛び回っていて、それでも誰にも当たらないのはどうしてなのか……。

猫は、夢の中で突然、赤い雷に打たれた。
そうだ!
父さんが、当たらないように投げているからだ!
どうにもならない不満が、限られた器の中に溜まり溜まって、とうとう満ちて限界に達してしまった瞬間に、父という生き物は自分の中から皿を取り出して一つ一つ投げ始めるものだ。誰一人待つことのない空へ向かって、あるいは届くはずのない星へ向かって、子供のように声を荒げながら……。
猫は、円盤の叫び声を聞いた。
眠りながら、ふるえながら。



壊さなければ
ならない夜が
あるならば

どうか私を
壊しなさい

私だけを
壊せばいい

当たらなければ
ならない夜が
あるならば

どうか私に
当たりなさい

私だけに
当たればいい

大丈夫
幾度でも
私は私になれるから

怒りと絶望の力で
どうしようもなく
砕き散るならば

どうか私を
選びなさい

かけがえのある私だけを




ようやく、真っ白い朝がやってきた。
猫も含めて、部屋中が白かったのは夕べの残骸が部屋中に落ちているためだった。
誰にも当たることなく夜通し飛び回って役目を終えた白い円盤たちは、今は粉々になりながら静かにここに落ち着いていた。
きっと、お婆さんも、同じ夢を見たに違いない。

「なんで、わたしが片付けなくちゃいけないのかねえ……」

小さな雨を確かめる時のように両手を天井に掲げて、それからふーっとため息をついた。
しわしわの顔が、今朝はより一層しわしわで、猫は秋のもみじを思い出した。
危ないのでしばらく動かないようにと言いながら、お婆さんはちりとりの中にとても慎重に、夢の欠片たちを集めていく。
もう再生することのない夢が、床の上から完全に消えて見えなくなるまでかき集められると、やがてそれは黒いゴミ箱の中で最後の鳴き声をあげた。
猫は、その様子を少しばかり憐れむように見つめていた。

その横顔は、7月の空の上を永遠に回り続ける雲のように真っ白だった。

「まったく、調子にのって回し続けるから……」

お婆さんの言葉に、猫は少しわからなくなった。
やはり、別の夢だったのかもしれない……。
それでいて、同じ朝にたどり着いたのだろうか?
結果として、同じ朝に。











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