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果てしない行列

果てしなく続く行列は、あたかも復讐の連鎖のように地球を取り巻いているかのように思われた。
その逃れられない鎖のような行列の中で、猫もまたおばあさんの持つ鞄の中にひっそりと雛のように隠れ潜んでいた。
もう間もなく、新装オープンのこの巨大なびっくり箱は、人々の溢れる欲望を呑み込んだ戦場と化すのだ。
今日はいったいどんな掘り出し物が見つかるのだろうか?
猫は、鞄の口から少し顔を出して息をついた。
その横顔は、うそを並べた文集の一文字のようだった。

地平線の上にできた
行列のように果てしがない
それでもあなたは
並ぶのでしょう
求めるものが
人と同じならば
誰かの愛に乗っかるように
想いが想いに続くように
また人の列が
今日も続いていく

生命線の下にできた
行列のようにやるせない
死んでもあなたは
並ぶのでしょう
過ぎ行くものが
人であるなら
誰かの恋に乗っかるように
願いが願いを呼ぶように
また人の列が
明日へと続いていく

道はまた
血でつながって
過去は空の彼方から
虹を越えて未来へ進み
物語は
人の手に乗って
数珠つなぎの言葉のように
謎を持って流れ行く

また人の後に
人の道が
続いていく
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Comment

最近人の流れが怖い ミナゴロですw

大学が都会なんですが、駅周辺とかうじゃうじゃいるじゃないですか、どうやって通り抜けようとか思うとビクビクもんですww

今回のこの詩は 「流れ」がよく出てきますね^-^*
流といってもいろいろありますからねw
私はやっぱり風の流れが一番好きですww

junsoraさんはどうですか?

更新,久々にしましたのでよければ遊びにきてくださいww

ありがとうございます

黄羅さん、コメントありがとうございます。

人の流れに沿って歩くのも、人の流れに逆らって歩くのも恐いものです。
人の多すぎるところはあまり落ち着きません。
けれども、そこを通り抜けようとするなら、ためらいは禁物、人にぶつかっていくくらいの気合が必要ですvv

「風」の流れは常に、心地よいですね。
私は雨が流れ落ちるのも好きです。
あとはやはり、「時」の流れですねv
勝負の流れというのも面白いですね… 本当に色々あるもんですね。

また、遊びにいきますね^^
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junsora(望光憂輔)

Author:junsora(望光憂輔)

おかしな比喩を探し求める内に
いつしか詩を書きはじめました
たいした意味などありゃしない


旅の途中の紙くずたち
今日も散らばって行こう
いつも破り捨てられても

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「喜多さん、いいとこばっかじゃねえか」

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『ウィキペディア』












































 

「行き先のないバスに乗って
 あてのない旅をしています」

「僕たちは心の旅をまだ
 始めたばかりなんです」



「この場所は自由な場所。
 本当に自由すぎる」
「でもまだ足りないんです」





「春の足音を、
 しばらく前に、聞きました。
 私はもうとけてゆきます」
「大いなる誤解が
 とけていく速度で…」






『落書き』

偶然たどり着いたこの場所
あなたは何を探していたのです

求めるものと目の前にあるもの
それはどれほど違っていても
みかんの色は変わるのです

あなたという存在が
あなたを囲む海や人や森が
歌い励まし騙し傷つける頃
空想の世界の中で
生まれ変わるならば
いつかそれは
求めるものと同じであったか
近づいていくこともあるのでしょう

偶然目に触れた落書きに
こんなことが書いてあるとは
思わなかったでしょう
だからそれを望んで
これを書いたのです

少し時間を
無駄にさせてしまったね






『空白の壁ときみ』

壁が空いているから
ここを詩で埋めようかな

何も書くことはないけれど
何もない時だって
詩を書いていいんだよ

何もなくても
聴きたいときがある
きみの声を

点滅するバスは
行き先を決めかねているけど
もう詩は出発したよ

年中融けない雪だるまが
上で見てるんだ
これでまた融けにくくなった

壁が空いているから
サンドイッチのない詩を
猫に内緒で書いてる

見つかると嫉妬するからね

寝静まった頃静かに書いて
きみもやっぱり静かに読む

見知らぬきみ
またここで落ち合おう

きみの空いてる時間にね






『そんな横顔』

獣のような 大声で
どこかで 叫んだケダモノ
気高さを保ったまま
毛玉を嫌う ケダモノ
そんな生き物が いるのだろうか

僕らは 
不思議な生き物を見るような目で
不思議な生き物を眺めるんだ

1000年前から生きてるみたいに
落ち着いて 慌てない
何でも知ってるような
そんな横顔で
質問には 答えることもない

それでも 僕らは
昨日生まれた ばかりのような
そんな横顔 してたんだから
不思議な生き物 眺めるような
そんな横顔 してたんだから






『片隅』

ノートの片隅に
詩を書いている
誰に見せる
あてもない

頭の片隅に
詩を留めている
未だ現れる
気配はない

カフェの片隅で
詩を書いている
誰に会う
約束もない

世界の片隅で
詩と向き合っている
そうしていると
寂しくもない






『できそこない道』

完成することのない
できそこない道を
僕は歩いている

進んでいるのか
戻っているのか
それさえわからない

それでもかえれない
できそこない道を
僕は歩いている

つまずくことばかり
挫けることばかり
たどりつくこともない

どこにもかえれない
できそこない道を
僕は歩いている






『なきうた』

理由もなく
泣きたくなるのです

二月が終わる頃になると
遥かなる距離を越えて
オレンジの光が
届いたのを知った時

理由もなく
泣きたくなるのです

小さな息吹が
青白い風の中に
溶け込む匂いを知った時

私は生まれるよりも
遥か前のことを
思い出しながら

理由もなく涙を流し
歌わねばならない
という理由において
歌うのです

遠い過去の人である
私の声が
あなたの元へ届く日を
想像したりしながら
























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