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春のマフラー

春は冬の向こうからゆっくりと牛のように近づいてきていた。
けれども、冬の残党は必死で牛の足をひっぱり、後ろ向きに歩ませようと抵抗しているようだった。
玄関が開き、アメフトの選手がもたもたと入ってきた。
けれども、よく見るとそれはセーターを5枚着込んだおばあさんが戻ってきたのだった。
猫は、安心したのか大きくあくびをしてみせた。
それは、戻ってきた者への笑顔だったのかしもれない。
その横顔は、空を見上げるクロッカスのようだった。

あなたがいるから
戻ってきたよ
一人の
アンコールで
また
戻ってきたよ
今日だけ一緒
一度だけの
今日だから

あなたが呼ぶから
帰ってきたよ
春の
コンクールに
招かれて
遊びにきたよ
私だけが冬
一日だけの
冬だから

ぶり返す季節のように
重ね合う想いのように
星の瞳の下に
不意に戻ってくる
今日だけ一緒
でも忘れないで
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Comment

この詩を読むと昨日降った雪は誰かがアンコールしたものだったのかな?と思えてしまう不思議な感じ。過ぎゆこうとする季節に対するさみしさのような感情がふっと通って行きました。すてきですねv

ありがとうございます

あおはさん、コメントありがとうございます。
この詩、即興的でポップな感じですが、良い雰囲気と思ってます。
気に入ってもらえて、素敵に感じてもらえて、うれしいですvv

詩を読んだ後では、何かがまた別のものにも見えてくる…
そういう感じを、一つのテーマにして行こうと、今、思いました。
また、こういう感じを出せるものを書いてみたいと思います。

ところで、私は、「寒の戻り」という言葉が、大好きなのですv
「戻り」で終わっているところが、良いです。
何か、戻ってくる感じが切ない感じがします。勝手な思い入れです(笑…)

何度目かのアンコールでしょうか…
けれども、これで最後のアンコール。もう、呼んでも戻っては来ないでしょう。
3月の終わりと共に寂しさが、通り過ぎていくようですねv

わぉ~

ココ最近の天気の変わり様にぴったりな詩ですねぇ~w

なんか、読み終わったときに少し笑っちゃいました^-^
だって、あまりにも冬が可愛いんだものw
でも、今日だけ忘れないで っていう一文が少し淋しくて、冬の寒さを感じさせました。
今日もすごくさむくって、桜が咲いてるのにこんな寒いんじゃお花見もできないなぁ~なんて残念がってたけど、なんかこの詩をよんだらそう思った自分を叱りたくなりました 笑
だってさ、冬が可哀相じゃない?せっかくUターンしてきたのに嫌われちゃったらww


なんて、よくわかんない文をまた書いてしまった∑(; ̄□ ̄A アセアセ

ありがとうございます

黄羅さん、コメントありがとうございます。
笑ってもらえて、うれしいですv
冬が可愛いというのは、意識していなかったですが、確かにコンクールに招かれて帰ってきた冬はなにか可愛い…
けれども、黄羅さんの想像力の加わった冬は、私の冬を何倍にも可愛くしてくれたものと思います。
そして、ちょっと寂しく感じてもらえましたか? やはり、最後は切なくなければなりません。
少しおかしくて、少し切なくなってもらえれば最高ですよねvv

叱らなくてもよいですよ^^;
でも、アンコールされたり、招かれたりして戻ってきた冬に対しては、
丁重に出迎えるべきもしれません。
風邪をひいている人たちには、逆に叱られてしまうでしょうね…。

忘れないで、と言い残して冬はまた元の冬に戻っていきます。
色々想ってもらって、きっと冬にとっては、良かったのだと思います。

とても、よくわかる文でしたよv  いつもにも増して…
色々インスピレーションを与えてもらえましたv

こんにちは☆
お久しぶりです♪
ブログのレイアウトも変わり、益々素敵になったなぁ~と思いつつ、なかなかコメントが出来ずにいました~。
ようやく仕事も休みになり(お休みはちょくちょくあるわけですが、笑)
活動する気になり、今日は朝からネット回りをしています♪

素敵な詩も、ゆっくり読みたいなぁ~とおもいつつ、その日その日に見ています♪
まとまったお休みが欲しい…と切実なお願い事もありますが、まぁ~何とかやってます(笑)
創作も色々としたいのだけどなぁ~。なかなか進みません。
またスローながらカクテルstoryも増やしていくので、遊びに来て下さいね~♪

そうだ、そうだ☆プロフィールの画像、とっても綺麗ですね☆彡
履歴でも一番目を引いて、とっても好きです♪

ありがとうございます

こんにちは☆
レイアウト変わったの、わかってもらえましたか~。
それを誰かに言ってもらいたかったんですv
まあ中身を読んでもらえる方が、当然大事なんですが、それでも…
こんなに気分が変わるとは思わなかったのですよ♪ (意外に手軽なのですね…)
詩のセンスも良くなったような気がします(完全な錯覚? 笑…)
実はもう一つ気に入ったプレートがあって、またそのうち気分転換します。

最近、詩を練り出すと、ちょっと入り込みすぎて危険です。
麻葵さんは、物語を書く時はどんな感じなのでしょうね…。
カクテル物語楽しみにしてますvv 個人的にはカクテルなくても、大丈夫ですが、
でもあった方がより酔えるかも…。

プロフィール画像、良いところに気づいてもらえましたv
目を引く作戦です。気に入ってもらえましたか♪ (リンクにある素材屋さんとこのです)
記事を更新したら、取っ替えたりしようと思ってます。
そんな暇があったら、比喩の一つでも考えろ、と自分で思います(笑…)
でも、綺麗ですよね~ 思わず訪れてしまいます。
また、いらしてくださいねvv

こんにちわ
訪問ありがとうございました。
とっても素敵な詩ですね。
少し切ない感じで、でも
何だか暖かい気持ちになれました。

また遊びに来ます^^

ありがとうございます

トコさん、どうもはじめましてv
詩を読んでいただいてありがとうございます。
私は戻ってきたり、もう戻らなかったり、ちょっと切ない感じが好きです。
あたたかくなってもらえて、うれしいです。

トコさんの、絵も、詩もとても素敵ですねvv
また、ぜひ遊びにきてください。
私も、遊びにいきますね^^
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『ウィキペディア』












































 

「行き先のないバスに乗って
 あてのない旅をしています」

「僕たちは心の旅をまだ
 始めたばかりなんです」



「この場所は自由な場所。
 本当に自由すぎる」
「でもまだ足りないんです」





「春の足音を、
 しばらく前に、聞きました。
 私はもうとけてゆきます」
「大いなる誤解が
 とけていく速度で…」






『落書き』

偶然たどり着いたこの場所
あなたは何を探していたのです

求めるものと目の前にあるもの
それはどれほど違っていても
みかんの色は変わるのです

あなたという存在が
あなたを囲む海や人や森が
歌い励まし騙し傷つける頃
空想の世界の中で
生まれ変わるならば
いつかそれは
求めるものと同じであったか
近づいていくこともあるのでしょう

偶然目に触れた落書きに
こんなことが書いてあるとは
思わなかったでしょう
だからそれを望んで
これを書いたのです

少し時間を
無駄にさせてしまったね






『空白の壁ときみ』

壁が空いているから
ここを詩で埋めようかな

何も書くことはないけれど
何もない時だって
詩を書いていいんだよ

何もなくても
聴きたいときがある
きみの声を

点滅するバスは
行き先を決めかねているけど
もう詩は出発したよ

年中融けない雪だるまが
上で見てるんだ
これでまた融けにくくなった

壁が空いているから
サンドイッチのない詩を
猫に内緒で書いてる

見つかると嫉妬するからね

寝静まった頃静かに書いて
きみもやっぱり静かに読む

見知らぬきみ
またここで落ち合おう

きみの空いてる時間にね






『そんな横顔』

獣のような 大声で
どこかで 叫んだケダモノ
気高さを保ったまま
毛玉を嫌う ケダモノ
そんな生き物が いるのだろうか

僕らは 
不思議な生き物を見るような目で
不思議な生き物を眺めるんだ

1000年前から生きてるみたいに
落ち着いて 慌てない
何でも知ってるような
そんな横顔で
質問には 答えることもない

それでも 僕らは
昨日生まれた ばかりのような
そんな横顔 してたんだから
不思議な生き物 眺めるような
そんな横顔 してたんだから






『片隅』

ノートの片隅に
詩を書いている
誰に見せる
あてもない

頭の片隅に
詩を留めている
未だ現れる
気配はない

カフェの片隅で
詩を書いている
誰に会う
約束もない

世界の片隅で
詩と向き合っている
そうしていると
寂しくもない






『できそこない道』

完成することのない
できそこない道を
僕は歩いている

進んでいるのか
戻っているのか
それさえわからない

それでもかえれない
できそこない道を
僕は歩いている

つまずくことばかり
挫けることばかり
たどりつくこともない

どこにもかえれない
できそこない道を
僕は歩いている






『なきうた』

理由もなく
泣きたくなるのです

二月が終わる頃になると
遥かなる距離を越えて
オレンジの光が
届いたのを知った時

理由もなく
泣きたくなるのです

小さな息吹が
青白い風の中に
溶け込む匂いを知った時

私は生まれるよりも
遥か前のことを
思い出しながら

理由もなく涙を流し
歌わねばならない
という理由において
歌うのです

遠い過去の人である
私の声が
あなたの元へ届く日を
想像したりしながら
























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