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朝の幽霊

希望も絶望も近づけない森の中で、
猫は、自由研究のテーマを探す幽霊のような横顔で、
朝のかけらを拾い集めていた。
そして、夜が明ける頃、猫は新しいテーマを求めて森を飛び出した。


早朝という名の
朝の中を 逃げ出した
それはまるで ゴーストタウン
幽霊の歩く街
生きてるものは 気まま猫
朝のように 丸まって
夜に別れ 告げながら
雲が 地上を照らし出す

朝の中を 抜け出した
それはまるで ゴーストタウン
幽霊の集う街
生きてるものは 気まま猫
雲のように 縮まって
夜に別れ 告げながら
雲が 私を映し出す

幽霊は 無口に
去ってゆき
人は言葉を 紡ぎ出す
私は 歩き出す
本当の朝の中を
太陽はまだ 顔を出さない
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Comment

こんにちは☆
いつもコメントどうもありがとうございます♪
junsoraさんも、素敵なブログをお持ちだったのですね☆
空のいくつもの表情は時間だけが知っているように思う今日この頃です。
太陽が顔を出さない、少し朝まで遠い時間も、空は別の表情で何かを見下ろしているかもしれませんね♪
美しい詩です。

麻葵さん、コメントありがとうございますv
私のは薄っぺらいブログですが、愛着だけは持っています(笑)
これは、いつになく朝早くに、街を歩いた時に猫と出会った時の記憶から、言葉をつなぎ合わせた詩です。

麻葵さんの描く文章は、時間の経過を感じさせてくれるところがとても好きです。
うまく言えないんですが…
最近、自分が良いと思ったことは、伝えた方がいいんだなと思うようになりました。
また、カクテルのこと物語のこと、色々教えてくださいねv
いま、「ミルクセーキ」で詩を空想してます♪
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おかしな比喩を探し求める内に
いつしか詩を書きはじめました
たいした意味などありゃしない


旅の途中の紙くずたち
今日も散らばって行こう
いつも破り捨てられても

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「喜多さん、いいとこばっかじゃねえか」

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『ウィキペディア』












































 

「行き先のないバスに乗って
 あてのない旅をしています」

「僕たちは心の旅をまだ
 始めたばかりなんです」



「この場所は自由な場所。
 本当に自由すぎる」
「でもまだ足りないんです」





「春の足音を、
 しばらく前に、聞きました。
 私はもうとけてゆきます」
「大いなる誤解が
 とけていく速度で…」






『落書き』

偶然たどり着いたこの場所
あなたは何を探していたのです

求めるものと目の前にあるもの
それはどれほど違っていても
みかんの色は変わるのです

あなたという存在が
あなたを囲む海や人や森が
歌い励まし騙し傷つける頃
空想の世界の中で
生まれ変わるならば
いつかそれは
求めるものと同じであったか
近づいていくこともあるのでしょう

偶然目に触れた落書きに
こんなことが書いてあるとは
思わなかったでしょう
だからそれを望んで
これを書いたのです

少し時間を
無駄にさせてしまったね






『空白の壁ときみ』

壁が空いているから
ここを詩で埋めようかな

何も書くことはないけれど
何もない時だって
詩を書いていいんだよ

何もなくても
聴きたいときがある
きみの声を

点滅するバスは
行き先を決めかねているけど
もう詩は出発したよ

年中融けない雪だるまが
上で見てるんだ
これでまた融けにくくなった

壁が空いているから
サンドイッチのない詩を
猫に内緒で書いてる

見つかると嫉妬するからね

寝静まった頃静かに書いて
きみもやっぱり静かに読む

見知らぬきみ
またここで落ち合おう

きみの空いてる時間にね






『そんな横顔』

獣のような 大声で
どこかで 叫んだケダモノ
気高さを保ったまま
毛玉を嫌う ケダモノ
そんな生き物が いるのだろうか

僕らは 
不思議な生き物を見るような目で
不思議な生き物を眺めるんだ

1000年前から生きてるみたいに
落ち着いて 慌てない
何でも知ってるような
そんな横顔で
質問には 答えることもない

それでも 僕らは
昨日生まれた ばかりのような
そんな横顔 してたんだから
不思議な生き物 眺めるような
そんな横顔 してたんだから






『片隅』

ノートの片隅に
詩を書いている
誰に見せる
あてもない

頭の片隅に
詩を留めている
未だ現れる
気配はない

カフェの片隅で
詩を書いている
誰に会う
約束もない

世界の片隅で
詩と向き合っている
そうしていると
寂しくもない






『できそこない道』

完成することのない
できそこない道を
僕は歩いている

進んでいるのか
戻っているのか
それさえわからない

それでもかえれない
できそこない道を
僕は歩いている

つまずくことばかり
挫けることばかり
たどりつくこともない

どこにもかえれない
できそこない道を
僕は歩いている






『なきうた』

理由もなく
泣きたくなるのです

二月が終わる頃になると
遥かなる距離を越えて
オレンジの光が
届いたのを知った時

理由もなく
泣きたくなるのです

小さな息吹が
青白い風の中に
溶け込む匂いを知った時

私は生まれるよりも
遥か前のことを
思い出しながら

理由もなく涙を流し
歌わねばならない
という理由において
歌うのです

遠い過去の人である
私の声が
あなたの元へ届く日を
想像したりしながら
























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