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2007-07-24 Tue 21:59
「今日の議題は何だ?」
先生が、 去年のことを思い出す鬼のような顔で問いかけた。 「まだ、決まっていません」 学級委員が、言い切った。 先生は、ポカンと口を開ける。 今だ、とばかりにみんなは一斉に消しゴムを投げつけた。 無数の消しゴムミサイルが飛び交って、まるで千秋楽で舞の海が優勝したように美しかった。 「決まってないとはどういうことだ!」 消しゴムをクジラのように吐き出しながら、先生は反論した。 決まっているのが当然だというような、ニュアンスが感じられる。 「今から考えるしかないと思います」 誰かが、言った。 西へ流れる雲のように、前向きな言葉だった。 僕らは、考えた。 今、話し合うべき議題を投げ合い、出し合い、潰し合った。 まるでK-1のリングのように、見守る女神はいなかったけれど僕らは決して手を抜かず足を止めて戦った。 時間が言葉の上を、ゆっくりと、あるいは猛スピードで過ぎていく。 空がもうすぐ、夏の雨をつれてくるだろう。 与えられた議題がないから、僕らは考え続けるしかなかった。 「何だっていいじゃないか!」 壊し屋ケンが吠えた。 みんなが瞬間言葉を失った。 先生さえも……。 世界一大きな議題の入ったオルゴールが鳴り始めたように、ゆっくりとチャイムの音が聴こえてきた。 今日の、ホームルームはここまで。 |
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2007-07-24 Tue 21:41
「休日は休みにします」
「休むんですか? 休まないんですか?」 「休日は休みにします」 「休むんですか? 休まないんですか?」 「休日は休みにします」 「休むでいいんですよね?」 「休日は休みにします」 「つまり、休むんですか? 休まないんですか?」 会話は休むことなく続いた。 僕は思い切って、休日を休むことにした。 |
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