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2006-06-01 Thu 19:46
流れ行く雲は、新しく作られたものだろうか?
それとも、わりと近い場所を繰り返し何度も回ってきて、いつも見る者の目をごまかしているだけなのだろうか。 人間の目はごまかせても、猫の目がごまかせるものか… 猫は、あたかも猫のような目で流れ行く雲を追った。 象の発表会のように、雲は重々しく迫ってくるようだった。 雲の上で洗濯物が揺れるように、猫の耳が揺れていた。 その横顔は、絹の雲に浮かぶ傍観者のようだった。 疑い出せば きりがないよ それでも偽者の私は また疑ってしまうんだ それが幸せなのか 私はそれを求めたのか 笑顔で近づいて 騙される悪者を置いて 時のように 去っていく 甘い顔をしていても 和菓子は和菓子なのか 海豹は海豹なのか 私は私なのか 思い出せば きりがないよ それでも空洞の私は また思い出してしまうんだ あの空が空色だった 私はあなたを求めたのか 時が偶然を埋めたのか 素足で近づいて 虹色の言葉を投げかけて 笑顔を置いて消えていく 甘い顔をしていても 和菓子は和菓子なのか イヌワシはイヌワシなのか 私は私の中で また疑ってしまうんだ 私は 本当だろうか 世界は 現実だろうか |
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| 猫と婆とそんな横顔 |
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