|
2006-03-07 Tue 12:06
風の中で揺らめく旗の中で、猫の目にもその旗の文字は読み取ることも、
できなくなっていた。 「休む間もなく営業します」 きっと、そのようなことが書いてあったと猫は思った。 けれども、猫には風が泣いているように思われることの方がより気にかかった。 そして、今にも猫は風にもらい泣きしそうだった。 「この風はいったいどうしたというのだろう…」 猫は、疑問を浮かべた表情で風を見つめていた。 その横顔は、決して割れることのない意志の強い風船のようだった。 留まるには 空が青すぎる 今の 私に この空は とても とても 青すぎる 歩き出さねば 歩くには 風が強すぎる 今の 私に この風は とても とても 強すぎる 立ち止まるには やはり 空が青すぎる 雲は 青く広がって 私は 四次元に広がった 進みましょう あの風の 向こうまで |
|
| 猫と婆とそんな横顔 |
|
メールフォーム |
|
|
Powered By FC2 |
|
|
フリー素材のある場所 |
|
・天の欠片
|
RSSフィード |
|
|
フリースペース |
|
フリー百科事典
|
ブログ内検索 |
|
|




