雪の文字
2006-02-20 Mon 19:55
流れ星に乗ったスピードスターのような横顔で、
猫は雪だるまに追われて駆けてくると、かまくらの中に逃げ込んだ。
けれども、温かい雪の家ももう融け始めていた。
雪だるまの口の中で、苺味ののど飴がとけてゆくように。


どす黒い ホワイトボードの上に
雪の文字を 浮かべよう
優しく 陽気に
雪の文字は とけてゆく
だまされ 傷ついて
そのせいで とけてゆく
そしたら また
雪の文字を 浮かべよう
優しさの中を 
雪が降り積もるように
言葉の中を 手を振って
進むんだ
一瞬の言葉は
凍りついた 向かい風の中でさえ 
心の中で 温まる
そしていつか とけてゆくのだから

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