心 の 隙 間 か ら 出 て お い で
心絵日記
2006-02-05 Sun 12:56
魔術師はどこからともなく、頭に辞書をのせながら夜の上を綱渡りしながらやってきた。
難しい熟語を暗記したり、架空の四文字熟語を作ったりしながら。
そんな魔術師が999ページの24行目に魔法を挟み込むと、
頭の辞書が心の日記に変わった。
けれども、それ以上のことは何も起きなかった。
「どっちにしろ言葉からは逃れられないというわけだ」
言葉の海におぼれるようにして、魔術師は夜明けを目指して綱渡り的に歩いていった。

心の絵日記を
読みたい人が
無数にいて
けれども 同じほど
読まれたいと 願う人も
無数にいて それでいて

愛されたいと 願うなら
それなら自分はどうだろう
自問自答のリズムの中で
それなら自分はどうだろう
自分は 自分は 自分は
人に 何を あげられる
小さな愛や 小さな勇気
そんな 何かなのか
小さな希望 小さな冒険心 
小さな春
そんな大きなものが
たった 一人にだって

愛されたいと願うなら
願うだけでは叶わない
それでもなお
きっと だからなお
愛されたいと願うだろう
今 誰かが願っているように

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