心 の 隙 間 か ら 出 て お い で
泣き虫かご
2005-12-30 Fri 12:07
泣き虫の幽霊をなぐさめるピアニストのような横顔で、
手品師は雨を待つように冬が通り過ぎるのを待っていた。
テーブルの上に予期しない何かが運ばれてきた。
たのんでもいないコーヒーだった。
別れの朝に飲むコーヒーのような色だった。

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