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2005-12-17 Sat 23:54
右手にソロバン、左手に電卓を抱えながら、
「かわら割りなら、どう考えてもお断りだ!! 」 空手家は計算外の顔をしていた。 |
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2005-12-17 Sat 23:30
過去を振り返る窓もない部屋の中、
小さな大金を不器用に扱うカブトムシのような横顔で、 手品師は、ポケットに哀しみをしまい込むように、 温かいコーヒーを、冷めた体の中に流し込んでいた。 哀しみは、借り猫ほどに弱々しく、 コーヒーの白さと夜の黒さに混ざり合い、 溶け込んでいった。 |
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| 猫と婆とそんな横顔 |
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