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2005-12-14 Wed 21:07
一羽の千羽鶴に出くわした勇者のような横顔で、
手品師は、冬の海に流れ星を浮かべるように、 冷ましたコーヒーを口に運んでいた。 優しい色のコーヒーカップはやがて空っぽになった。 |
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2005-12-14 Wed 21:03
背中も記憶も突き刺す風の中で、
古時計よりも古ぼけた魔術師は立っていた。 後悔の悔しさを嬉し涙に 妖怪の妖しさをもらい泣きに変えていく そんな魔術師だった。 |
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2005-12-14 Wed 02:47
土砂降り天気雨を見ているような横顔で、
どこにも飛べないジャンプ傘を振るように キッカーは左足を振り抜いた。 ボールは勢いなく上に飛んでいき、飛ぶ鳥を落としていった。 キーパーが鳥をキャッチしている間に、 鋭く落ちたボールは、心の真ん中に直接突き刺さった。 空はばかみたいに晴れ、彼は空よりもばかみたいになって喜んでいた。 そして、そんな自分の横顔に戸惑いを覚えた。 |
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| 猫と婆とそんな横顔 |
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